税務調査は何年に一度?

 

税金をきちんと支払っているのか,ズルはしていないか,申告された金額は間違っていないのか・・・というようなことを調査するのが税務調査です。
そんな税務調査というものはどれくらいの頻度で行われるのでしょうか。
調べてみると税務調査の周期というのは基準があって区分けされているようです。
決してランダムに決められているわけではなく,税務職員がチェックをしたものについて,どの会社を税務調査したらいいのかきちんと判断して行っているらしいのです。
つまり,すべての会社の税務調査をすべて平等に行っているのというわけではないのです。
会社は「継続管理法人」,「循環接触法人」,「周期対象除外法人」に分けられます。
継続管理法人とは過去において多額の不正を行っていた会社をいいます。
循環接触法人は過去の申告に何かしら不審な点が多い会社などをいいます。
周期対象除外法人は経理の内容が単純,事業規模も小さいとされる会社です。
このように会社をそれぞれに区分した上で任意での税務調査を行っているらしいです。
一般的に,直接会社へ赴いて行う税務調査というのは4~5年に一度程度だといわれています。
これが継続管理対象である法人である場合には3年程に一度行うこともあるということです。
そして周期対象除外法人に関しては10年以上,まったく調査が行われていない,という場合も中にはあるようです。