税務調査と相続税

 

税務調査ときくと,法人や事業者に対するものを連想してしまいますが,当然のことながら相続税を申告した個人に対しても税務調査は行われる可能性があります。
ある日突然税務署の税務調査官から,「税務調査に伺いたいのですが」という連絡が来ると,脱税なんかをしているわけでもないのに,とっても不安な気持ちになってしまうのではないでしょうか。
相続税というものは,特例なども多く,計算も複雑で,税額が非常に大きくなる場合もありますので,ほんの些細な間違いをしただけでも,とんでもない金額の追徴税額を支払わなければいけなくなることも多々あります。
そんなことばかり考えていると,不安が不安を呼んで,頭の中でグルグルグルグルと廻りだし,夜も眠れなくなってしまい,一種のノイローゼのような状態になってしまう方もあるようです。
こんなことでは,一生懸命税額を計算して真面目に納税を済ませたというのに,意味がありません。
やはり,税額が高額になりそうなときや,複雑な計算が必要なときは,税理士をはじめとした専門家に頼むというのが賢い選択かもしれません。税務調査が来ることになったとしても,安心して夜も眠れるというものです。