個人営業タクシーに税務調査は入るか

 

個人営業のタクシー運転手に税務調査は来るかどうか一般の方は疑問に思うかもしれません。
個人営業のタクシー運転手では,自分で営業許可を受けて,自分の車で営業しますから,自分ですべて会計帳簿を記入し,計算しなければなりません。
このような事務作業はとても大変ですが,売上はすべて自分の儲けですね。
税務調査が来れば売上がチェックされると思います。
料金メーターが車についてあるはずですが,それが記録されているとは限りません。
距離に応じて料金が上がるだけでなく,お客さんが,「そこを右に曲がって」などと指示したら,それで料金もプラスされたりすることもあると思います。
タクシーに乗っていろいろ指示を与え始めると,急に料金が上がってくると話す人も世の中にはいます。
それでお客さんがチップを出したり,まとまったお金でお釣りが無くて,お客さんもおつりはいらないというなら,それは儲けになります。
いろいろ考えるときちんと売上が帳簿に記録されるのはなかなかに難しいかと思います。
そういうことであるなら,税務調査は来る可能性は比較的高いでしょう。
税務調査のためにしっかり帳簿をつけておくことが大切です。