歯医者さんに税務調査が来るだろうかと疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし,歯医者さん等の治療には保険が使えます。
そのため,保険の使える売上はごまかすことが出来ないのが一般的な考えです。
つまり,一般的に患者さんが治療代として1,500円を支払ったとしても,それは全体の治療費の30%でしかなくて,残りの70%は国保なら国が負担してくれるのです。
残りの70%を国に請求するのですから,不当なことはできません。
そのため税務調査が入ったとしても,そういうところはチェックしないのではないでしょうか。
でも国保などの保険に入っていない,全額自己負担の患者さんは,会社ではないとすれば,その領収書が税務署の目に留まることはないし,現金で売り上げますから,それを帳簿につけなくても気付かれないだろうとたかをくくってしまうことがないとも限りません。
だから保険に入っていない人がよく出入りする歯医者さんやその他のお医者さんは,税務調査の目が光っていると思います。
税務調査が来れば,簿外売上がないかチェックするのでしょうね。
そういう簿外売上をチェックするのは難しいと思いますが,税務調査の調査官であればできる方もいるかもしれません。
そのため,歯医者さんについても,税務調査が必ず入らないとは言えないため,歯医者さんについても税務調査の準備が必要になると思います。