税務調査の日程

 

税務署から突然電話がかかってくると、焦ったり気が動転してしまう人も多いかと思います。
税務署から電話がかかってくるだけでも大変な気がしてしまうのに、しかも税務調査を受けなければならないと来れば、焦ってしまうのも仕方のないことでしょう。
しかし、そのような電話がかかって来るような税務調査は、ほぼ100パーセント「任意調査」と呼ばれる税務調査です。
任意調査は、きちんと納税していて、しっかり対応できれば、決して恐ろしいものではありません。
税務調査は拒否することはできませんので、まずは税務調査を受ける日程を決めるところから、しっかりとやっていきましょう。
電話の際に、税務署は「○月×日に税務調査をしたいのですが」と言ってきますが、それはあくまで提案ですので、こちらの都合に合わせて変更してもらうことが可能です。
多くの場合は1週間後を提案してくるとのことですが、顧問税理士がいる場合などには、突然1週間後に両者の都合を合わせるというのも難しいでしょう。
そこで、「税理士と相談してからかけ直します」と答えて、あとから都合のよい日を申し出ることも出来ます。
また、一度税務署の提案する税務調査の日程を承諾してしまったあとでも、都合が悪くなった場合には変更してもらうことができます。
原則として調査当日の前ならば変更できるようですが、わかった段階で早めに連絡するようにして下さい。