フリーエンジニアには税務調査は入るか

 

フリーエンジニアという仕事について、御存じの方は多くいると思いますが、知らない方のために説明します。
フリーエンジニアとは「フリーランスのエンジニア」が省略されたもので、比較的新しい造語です。
彼らの仕事は、他のシステムエンジニアの方と同様に、主にシステム全体の設計や運用、管理など全般にわたりプログラムを作ることです。
そのほかにもパソコン修理の他、データ入力やパソコン販売などもやっていたりします。
他のエンジニアの方とフリーエンジニアの方の違いは、雇用条件です。
フリーエンジニアの場合は、個人事業者として企業と契約を結び、その契約に基づいて仕事を行います。
そのため、フリーエンジニアの方は、確定申告を行う必要があります。
ここで、こういうフリーエンジニアとでもいうべき人のところに税務調査は入るかどうか、一般の方で疑問に思う方もいるかもしれません。
この時に、問題になるのが、確定申告をどこまで厳密に正確にやっているかということです。
フリーエンジニアの方ならば,企業との契約期間にもよりますが,細かな収入ならたくさんあると思います。
それらを全部正確に帳簿に記載するというのはなかなか難しいものです。
多少面倒臭いと思ったり、帳簿に売り上げを全部載せなくても少しぐらいいいだろう、という甘い考えが脳裏をよぎる方もいると思います。
しかし税務調査の対策であれば、そういう甘い考えはやめて下さい。
税務調査を真摯に受け止めてしっかり帳簿に記載する習慣を身に着けたいものです。
税務調査対策といっても、地道に帳簿につけて、誠実にこなしていくだけです。難しい事ではありません。
ちゃんとやっていれば、税務調査が来ても恐れずに対応できます。