スーパー銭湯に税務調査は入るか

 

スーパー銭湯に税務調査が入るかどうか,一般の方でも疑問に思う方が多くいると思います。
では,果たしてスーパー銭湯に税務調査が入るのか?そのことについて考える前に,まずはスーパー銭湯とはいったい何であるのか,というところから考えていきたいと思います。
スーパー銭湯は,従来からの銭湯に比べて,露天風呂やサウナ,ジャグジー,岩盤浴等たくさんの種類のお風呂設備が備えられています。その分料金も,昔ながらの銭湯と比較すると高めに設定されています。
料金は高めですが,昨今の健康ブームと相まって,どこも盛況のようです。土日ともなると,駐車場はファミリーカーでいっぱいになっています。日本人が元来よりお風呂好きであるというのもあるでしょうが,銭湯に比べて値段が高いとはいえ,他のファミリー向けのレジャーに比べると,あまりコストが掛からないというのも人気の一因なのでしょう。
では本題に入ります。スーパー銭湯には税務調査は入るのでしょうか。
普通に考えてみると,税務調査には入られる可能性は非常に小さいのではないか,などと思われがちですが,結論から言いますと,やはりスーパー銭湯といえども税務調査が入る可能性は少なからずあると考えられます。
スーパー銭湯は大手のチェーン店が多く,売上も自動発券機などを使用しているところがほとんどで,売上を誤魔化すような脱税行為は不可能とも言えるのですが,やはり税務調査に備えてしっかり日頃の会計処理をしておくのは非常に重要なことであります。